1992年頃 大切な人に出さない手紙を書くように、スケッチブックに溢れる想いを綴り始めました。
当初は詩の形でもなく、心にある その人に向けたメッセージでした。ある時から言葉に絵をつけるようになり、この、人のような"僕"が"君"に語りかけるような…独り言のような形となりました。
やがて手紙の1通を書く感覚で、スケッチブック1冊にその時の想いを綴るようになり、常に枕元にはスケッチブック数冊とペンを置き、寝る前に浮かんだ想いを綴ることに没頭しました。眠りに就く前に読み返し、朝起きてもう一度読み返し自分自身の居場所を確認する感じでした。
20代で綴ったスケッチブックは150冊以上にもなりました。
初めのきっかけは大切に想う人へのメッセージでしたが、いつしか自分の中に住んでいる本当の自分との語り合いの作業へと変わり、私自身の中心軸となって”いつも僕には僕がいる”と心の中で勇気をくれる存在となってゆきました。
ある時、友人に初めてそのスケッチブック達を見てもらった時、目の前で友人は涙を流しながらゆっくり読んでくれました。
言葉にならない想いがあったけれど、詩画集を読んで、”そうそう、この想いを言葉にしたかったの”と思ったそうです。
以来、数人の友人に綴ったものを読んでもらうようになりましたが、ある方に”そろそろ自分だけのものではなくなってるのかもしれないわね。この言葉を必要としている人もたくさんいると思うわ”と言われたことがありました。
様々なご縁を経て、個展活動を1998年に始める事になった時、100冊を超えるスケッチブックや他にも綴っていた文章の中から伝えたいメッセージと絵を選び展示しました。
私の中で、既に絵と言葉は一体のものとなっていましたので、その後の個展は絵に詩を添えたものとなってゆきました。
動物画を描き始めてからは詩と動物画展として開催させて頂いておりました。
私の中でこのシリーズは私の原点です。
この僕は一度も目を開けた姿を描いたことはありません。
瞳を閉じて見えるものを
静寂の中に聴こえ来るものを信じよう
全ては僕の中にあるのだから・・・
そんな想いでずっと描き続けている僕のいる世界はきっと、誰もが心の中に持っている心の故郷のようなもの
それぞれが、その世界に入ってゆく時には、きっと見渡せば皆その場所にいるのだと、そう思っています。
あなたもその場所で待つ僕に逢えますように。
Around 1992, I started write my messages onto sketch books. It was like writing letter which I will not send to someone who living in my heart.
At first, it was not poem style, just wrote message to my dear. One day I started to put illustrations with poems, become self talk style like "me" talk to "you".
Then I started to write message with illustrations onto 1 sketch book, it like write 1 letter onto each sketch books. Around my bedside, always I had a few sketch books and pen. Before sleep I always concentrated to write messages. Once I out my messages, I read before sleep. Next morning also read again message from myself, and almost like checked my right place to stay.
While my 20's, my sketch books are over 150.
The first reason to start this style was just a messages to someone who in my heart. But it become switch to conversation with "pure" myself, he become my core and gave me courage all the time. I feel "I am not alone."
One day I showed my sketch books to my friend. And she started cry while she reading. She felt, she have something in her heart, but it is difficult to out as words. When she read my sketch books, she realized that messages I wrote was she wanted to let out for long time.
Then I started to show sketch books to my the other friends.
One day , one of my friend said to me, "Already now, this is not only for yourself. Now is the time to give messages to someone who needed."
Then I got lots of treasure encounters, started my exhibition from 1998, I choose messages and images from more than 100 of sketch books and other writings and put my exhibition.
Already, my painting and poems are the one things in me , my exhibition style is become painting with poems.
Since I started the sacred animal series, my exhibition title was "Messages with Animals".
This series is kind of my origin.
This "me" never open his eyes.
Just believe in something can see when you close your eyes.
Just believe in something you can hear in the air
Everything are all in you
I always feel this when I making something. And I believe in this "my" world would be like home which everyone have in own heart.
When I or you go into this area, when we look around, we can find each other.
I wish you can meet yourself who waiting there.
上記3点はミニグリーティングカードになっています。
それぞれ裏表カラーの手のひらサイズカードです。追って商品の情報をArt Shopにアップさせて頂く予定でおります。
These 3 images are avairable both side color printed mini greating cards.
I will uproad into my art shop about these cards soon!
2021.12.30
萌芽
まだ何も形になっていなかったとしても
どうか 焦らないで
ただあなたの中にあるその場所を
今はゆっくりゆっくり 温めて
冬の時代があったとしても
地中奥深い場所では
いつか芽生える日の為に 土は温められていて
全ての準備が整った時
少しずつ少しずつ 芽吹き始めます
萌芽の時を迎えた時に
きっとあなたは気付くでしょう
全ては芽生えの為には必要なものであったこと
冷たいと思った雨風も
暑すぎると思った太陽も
全ては一つ一つの奇蹟を起こすために
必要であったことを
今もまだ あなたが深い悲しみの中で震えているのなら
どうか胸に手を当てて
そこに芽生えつつある確かな光を
感じてください
春を迎える準備は あなたの知らない場所でも行われています
さあ今からは あなたも一緒になって春の準備をしてください
芽吹きの時を感じてください
2021.7.11
Always with you
夜明けを待ってあなたがひとり佇む朝も
私はあなたと共に朝陽を見ていました
あなたが眠れず星を見上げる夜にも
私はあなたと共に月の下にいました
あなたがこの世界に生まれ出たその時から
あなたと共に私は歩いてきました
あなたがどんな一日を過ごしたのだとしても
私はその笑顔の理由も
時にはその涙の理由も
痛いくらいに感じています
ただあなたと共に歓び 笑い 悲しみ 泣き
そんな風にしてあなたと共にいるのです
時に景色の中に
例えば 空から舞い落ちる鳥の羽や
風もないのに揺れる木陰や
ふと聴こえ來る音楽の中に
あなたの前に現れる蝶に
あなたへのメッセージを託し 導くこともあります
悲しみに埋もれそうになった時
その胸の中の煌めきをどうか想い出してみて
その胸にある想い出のカケラの中には
いつも私が共にあることを
どうか想い出してください
私はあなた あなたは私
私はいつもここにいて あなたと共にあります
2021.6.6
光の中で
懐かしいあの場所に戻ってみたら
あたたかい光が包んでくれたよ
忘れてしまったと思っていたものも
失くしてしまったと思っていたものも
もう逢えないと思っていたその人も
全ては光となって僕を包んでくれているのだと
僕の一部になっているのだと
そう教えてくれたよ
光溢れる場所はきっと僕の中にあって
君の中にあって
それぞれが生きるこの瞬間に
刻まれる想いが
光として残り続けている
笑顔も 涙も 憧れも
光の中を行ったり来たり
僕たちは本当の光になる日まで
旅を続ける
2020.11.6
The road of hope
目を閉じて
耳を澄ませて
聴こえ来るその導きを信じてみる
僕にだけ聴こえる
君にだけ聴こえる
聴こえないふりはもうやめてみよう
どの道を進むか選ぶのは他の誰でもないのだから
聴こえくるもの
あなたの瞳に映るもの
全ての答えはこの胸の中にある
2020.1.22
Fly Now!
必要なものだと当たり前のように握りしめているものが
いつの間にか必要ないものになっていることだってある
全て留まらせないで
手放してしまえばいい時もある
この今という一瞬一瞬が集まって
時間は作られるもの
大切なものはその一瞬の中で永遠に輝き続けるから
きっと僕たちはそんな瞬間に背中を押してもらいながら一歩を進んでる
いつでもその場所に戻ったら輝きは勇気をくれるのだから
重い荷物を背負うのはもうやめて
詰め込みすぎた荷物はあるべき場所にそっと戻せばいい
長い長い年月の中
時代を越えて 次元を超えて それでも抱え続けていたことに
だから荷物は重かったのだと そう気づけば魔法は解ける
気の遠くなる程の長い間かかり続けていた魔法は
ほんの一瞬で消えてゆくのだから
重い荷物を下ろしてみたら
ほら 背中の翼はまだちゃんとあったよ
さぁ 今から自由に羽ばたこう
1993
この僕シリーズが生まれた頃に作っていた立体の僕
実家から出てきて懐かしくて・・・
2019.11.28
種
種を蒔こう
目の前に拡がるその場所に 種を蒔こう
何もないその場所が光あふれることを想像しながら
種を蒔こう
たとえ今その胸の中が悲しみに押しつぶされそうでも 種を蒔こう
溢れる涙もきっと この種を育ててくれるから
種を蒔こう
たとえその種の芽吹く日をこの目で見ることが出来なかったとしても
それでも希望の想いを込めて この手でここに種を蒔こう
きっといつか蒔いた種たちは たくさんの奇蹟によって芽吹き
きっといつか この場所を通りかかった旅人達に
しばしの癒しを与えてくれるようになるのかもしれない
かつて誰かが蒔いてくれた種があったから
今こうして僕はここに在る
生まれたこと
育んでくれたことへの
ささやかな恩送り
僕は生きる限り種を蒔き続ける
2019.2.3
遠い記憶の中 そっと想いを馳せてみる
どんなに時を重ねても 鮮やかに残り続ける景色がある
時々ね そんな景色の中に戻っては あの頃の僕と逢ってみるんだ
時には胸に走る痛みでさえも 愛おしく 懐かしい 大切な記憶のかけら
そんな記憶のかけらを抱きしめて 迎える新しい朝には
遠い日の僕が笑顔で 大丈夫って背中を押してくれているよ
君にとっての遠い記憶も
今の君の歩く勇気になっていますように
これからの日々も
愛おしい日々でありますように
あの日の僕と君に
今の僕と君に
この想い まっすぐ届きますように
2019.1.11
呼吸する
吸って 吐く
この世に生まれた瞬間から ひと時も止まる事なく
無意識に続けられている命のいとなみ
僕たちの吸った空気は 身体を駆け巡り酸素を取り込み
二酸化炭素を身体の外に吐き出している
植物はその反対
二酸化炭素を吸収し 酸素を吐き出しながら生きている
絶妙な仕組みの中で互いに生かされている
吸い続けるだけでは 中で淀んでしまうもの
吐き出すだけでは 枯渇してしまうもの
吸ったら吐く
このバランスを崩してしまうと 少しずつ目に見えない所で何かが崩れ始める
君も僕も
生きとし生けるもの全ては この大きな いとなみの中で生かされているんだね
奪い合うのではなく ただ自然に与え合う
生まれた時から全ての命にはそんな仕組みが備わっている
吸って吐く
吐いて吸う
呼吸をしながら想うこと
命の仕組みにありがとう
2018.12.31
日々の暮らしの中で
一体僕はどのくらいのギフトを受け取っているのだろう
ふと振り返った時に改めて 受け取ったギフトの一つ一つにありがとうの想いが涌きあがってきたよ
素直に言えなかったごめんなさいも 伝えておこうと思うよ
形あるものは いつか無くなる時がやってくる
永遠に残るのは感謝の想いや歓び、時には悲しみさえも
形ないものがきっと心に刻まれてゆくことで その輝きを増し かけがえのないギフトになってゆく
例えいつか無くなるものだとしても
きっと形あるからこそ
誰かとふれあい 風を起こし
その中で様々な想いを伝え合うことが出来るのかもしれない
互いの命のあるうちに
たくさんの想いを刻んで生きてゆきたいと思うよ
ありがとう
大好き
そんな想いがいっぱい溢れる日々でありますように
2018年
福島チャイルドサポート 10枚組 ポストカードあり
There are 10 post cards set for Fukushima Child support
君は君の そのままで
Just as you are
希望の種が 芽吹く明日がありますように
Wishing the day of spread the seed of hope will come tomorrow
どんな夜でも 僕はいつでも君と共にいるよ
Any night, I will be with you always
こころは 皆 つながっている
All heart will be the one
想い出のかけら ひとつひとつが いつも僕の中で勇気をくれるよ
All the peace of memories giving me courage always
かかえきれない ありがとうの気持ち 君に届きますように
I wish full of my thankfulness will fly into your heart
帰る場所は いつでも君の中にある
Your home is always in you
たからものは いつも 君の中にある
Treasures are always in you
胸いっぱいの愛を 君にあげる
I can give you my full of LOVE
君が大好き
I LOVE YOU
2018.12
1999 ~愛しい日々たちへ~ 詩画集Ⅰ
多くの方より手元に置ける形で詩画集を作ってほしいとの声があり、この詩は初めて小さな冊子に印刷したものです。
数は残り少ないですが、販売も可能なものになっております。
Contactよりお問い合わせください。
(A6サイズ 24ページ モノクロ 1冊¥500)
Dear my treasure
たくさんの涙も笑顔も この時の中にとけ込んで
僕という時間になってゆくんだね
僕という道になってゆく・・・
From Yuki
愛しい日々たちへ
遠いと思ってたけどさ
来てみるととっても早かったね
たくさんの出来事も出逢いもね
きちんとていねいに 受け止められるようになってきたよ きっと
目を閉じるとさ 僕の前にあった ひとつひとつの景色がね 鮮明によみがえってくるんだ
風が運んだ歌も においもさ
出逢うこと・・・
僕が歩いてきた道ってきっと それで集まってできてるよ
ほら 又 早咲きのコスモスたちが僕の想い出と揺れてるよ
胸の痛みも きっと いつかは 愛しく懐かしい面影に変わってゆくのかもしれないね
君の面影と一緒に ずっと長い長い旅をしてきたけど
どの季節も色あせたりなんかしない
僕に問いかけること
僕の中の君に問いかけること
その繰り返しでさ
僕は笑顔も涙も共にしてきたよ
きっと君も時々はそうだと思ってる
君の中の僕にさぁ きょうは話してもいいかなぁ
ねぇ そこからはどんな景色が見える?
君の中の僕はもう 懐かしい場所にいるのかなぁ
いまでも君の勇気になれてるかな
僕の中の君は いまでも僕の勇気だよ
ひとつひとつの景色のどこかにね
必ず僕の中の君がいる
君の中の僕がいる
青い青い空
木々の間に見上げていたら何だかさ そのまんま 飛べそうな気がしたよ
迷うことなく きっと 君に出逢えると思う
君も空を見上げたら 僕のこと 探してね
想い出ははいつも優しさと共にある
永遠に答えは出ないけど
たくさんのこと 教えてくれる
きっとね
想い出を失くしてゆく必要なんてひとつもないのだと そう思うよ
だってどんな瞬間の僕も
僕が時を共にした人たちも
振り向けば皆 優しいまなざしをしているから
つらいと思っていた胸の痛みも
情けないと思ってた涙も 皆 ほら
きらきら輝いているよ
どんな季節もちゃんと この胸の中 刻まれているから
時々想い出してみるといいよ
その優しさの在り処を
僕が僕であること それはずっと変わらないよ
たったひとつだけでも 何も変わらずいてくれる存在があるのだということ
それはかけがえのない贈りもの
自分の中にある何かを大切にしてゆくことが
誰かの大切な何かにつながってゆくのだということ
少しずつ分かり始めた
僕の中の君を大切に想う気持ちも
君の中の僕の記憶に つながっているのだと信じたい
僕のこと さりげない愛で包み込んでくれている人達に
僕のありがとうのこころ
僕の祈りが いつも届いていますように
僕の新しい道程にたくさんの想いを馳せてみるよ
きっと もう迷うことはない
帰る場所はあるのだから
そう いつだって その想い出の優しい風の中 戻ればいい
僕が僕である限り それはいつも 僕と共にあるのだから
もう何も急いだりしないよ
僕は僕の時間の中 生きてゆこう
Dearest All my friends
僕は僕の速さで
君は君の速さで
それぞれの景色を眺めてゆくこと
きっと それが僕らしさ 君らしさになってゆくはず
From Your Friend, Yuki
1999 ~ありがとう~ 詩画集Ⅱ
このありがとうも、愛しい日々たちへと同じように、小さな冊子を作ったものです。
こちらはほとんど数える程しか手元に残っておりません。
このありがとうは亡き友に宛てて綴ったお手紙の様なものです。
1999年1月 凛とした空気漂う すがすがしい朝のことでした。
電話が鳴り、思いもかけないとても悲しい知らせが届きました。
とても仲の良かった心友が遠い場所へと逝ってしまったのです。まだ彼女は30歳の誕生日を迎えたばかりの病死でした。
あまりにも突然すぎる友の死に 涙がただ溢れました。
彼女はいつも”今”を精一杯に生きている人で、その笑顔を見るだけで頑張る勇気をもらえました。
私が絵を描くことをずっと傍で応援してくれていました。
スケッチブックに綴り続けていた詩画集も読んでくれる度に、”いつか必ず本の形にしてね”と誰よりも楽しみにしてくれていました。
”いつか必ず”の約束も守れないままで、彼女がこの世を去ってからたくさんのことを教えられていることに気付きました。
”今ここに在ることの素晴らしさ” ”今できることをすることの大切さ”
少ししてから私の中に言葉たちが自然に浮かんで来ました。それがこのありがとうです。
少し遅くなってしまったけれどやっとあの頃の約束を果たせそうです。
彼女にもきっと届いていますように・・・
そして、このメッセージたちが、同じように大切な人と逢えなくなってしまった人の、
心にポッカリ開いた穴を癒しいつかかけがえのない宝物に変えてくれますように・・・。祈りを込めて。
遠い遠いところへ
旅立ってしまった大切な人に伝えたいありがとう
きっと きっと 届きますように
深き祈りを込めて
From Yuki
ありがとう
君に逢いたくなったとき
僕はどうしたらいいのでしょうか
そこからは どんな景色が見えますか
僕のことも 君の愛しい日々達もまだ
その風景の中にありますか?
僕の景色の中にはさ
君がちゃんといるよ変わらぬ存在として
ちゃんと勇気をくれる
確かに過ごした時はきっと この胸の中に残ってる
君という名の存在の中に残ってる
きっとすべては永遠だから
きっと皆つながっているから
寂しいという想いも 今は大切にしたいと思うの
きっとすべては愛の中で癒されてゆくよ
自由の名のもとに解放されてゆくよ
どんな景色も どんな記憶も
どんな想いも出逢いも 別れも 笑顔も 涙も
君も 僕もきっと
皆 同じ場所に帰ろうとしている
もしもね 闇に恐れを抱く夜があったら どうかその瞳を閉じてください
閉じた瞳にうつるものだけを信じたらいい
静寂の中 聴こえくるものだけを
その胸に響くものだけを
こころふるえるものだけを信じていたらいい
ただそっと信じ続けていたらいい
今僕がここにこうして在ること
いつか君と出逢い
時を共に重ねて
たくさんの言葉と 笑顔と 涙を互いの胸に刻みつけてきたこと
どれも どれも 確かなこと
どれも どれも 僕の真実 君の真実
そして今君の旅立ちを見守り そっと送ってあげることも 僕の真実
とても寂しくて悲しいけれどそれが今の真実
今の僕の真実
お花畑で君が言ったよ
”すべての今が真実ならば どんな時間もちゃんと今ここに在る”と
少しだけわかるような気がした
涙のわけも少しだけわかるような気がした
今日ね 僕の中に想い出という名の花が咲いたよ
きっと君のまわりにも たくさんたくさん咲いているよね
君のこと 想い出すと涙が溢れてくるけどね
その涙がないとさ この花は枯れてしまうからさ
だからね 君を想って流す涙はきっとずっと永遠
君のことを想って 笑う日だってあるんだよ
楽しかったこと おかしかったこと全部ちゃんと 覚えてるから
何度も何度も想い出して笑ってるよ
きっとねこんな風にして 想い出の花は輝いてゆくよ
巡り来る季節を重ねゆくたび 美しく鮮やかになってゆく
きっとね 皆皆 こころの中で想い出の花が揺れている
ゆらゆら ゆらゆら
皆 こころの中に愛しい日々が刻まれている
もう君を探さなくってもいいんだね
ちゃんと 君は僕の想い出の花と共に こうして生きているのだもの
あの日々と変わらす永遠に
君はその永遠の翼で どんな夢の中を飛んでいるの?
君が永遠に僕の中に在るということ
僕に限りないやさしさと勇気をいつも教えてくれるよ
君からもらった言葉を 笑顔を 涙を
共に過ごしてきた時を
ひとつひとつを花束にして贈りたい
たったひとこと ”ありがとう”を添えて
Dearest My friend
また こうして君に手紙を綴っています
僕の時間を重ねてゆくにつれて
君がたくさんの勇気をくれいてたことに気付かされます
いつもこの胸に君がいて
変わらぬ笑顔で 背中を押してくれるよ
ありがとう 僕 また頑張れそうです
From Yuki
1993年頃からのスケッチブックを開いてみると、くすぐったくもあり、懐かしくもあり…でも心の奥深くの場所ではあの頃と変わらない自分がまだ居るのだということに気付かされます。
拙い文章だったとしても、これを読んで下さる誰かが、あの頃の自分と同じように立ち止っているのだとしたら…言葉にならない想いに似たものが見つかり、自分の居場所を確かめて、その場所から又一歩を進める勇気になれるのだとしたら…そう思いながらこちらにアップさせて頂くことに致しました。
誰もが年を重ね、大人と呼ばれるようになります。いつの時代も、その時を生き抜いてゆく為、大切な者を守る為、社会の中で自分を守る術を身に付けてゆくことも必要となってゆくのだと思います。それは自分でも気付かない間に何重にも重なる鎧のようになっているのかもしれません。でも、その鎧の奥にはきっと、20年経っても、30年経っても変わらない自分がそこにいるのだと思います。
きっと、その存在を想い出すことが出来れば、心折れそうな瞬間にも勇気をくれます。
いつか、重ね続けた鎧も必要のないものだと気づく事が出来れば少し肩の力を抜いて生きてゆくことが出来るようになるようになるのかもしれません。
1995 MAY
僕のまわりで 人の強さや 生きてゆく勇気や 命の尊さを教えてくれた 友情という宝物のために…
君の日々 そして 僕の日々
僕はまた 君と過ごしたこの場所に戻ってきてしまったようです
あれから4度目の春が始まろうとしています
僕は日々様々な勉強をしています
平凡に見える毎日でも とても大切にしてゆかなければならないものたちが いくつも集まっているのだということ
ただ 生きているからと おごり高ぶるのではなく
いくつもの要素に支えられて生きているのだということ
僕はようやく気付き始めました
僕が僕であるかぎり きっと永遠に学び続けてゆかねばならないのだと思います
きっと君も沢山のものを吸収して 時の中を歩いていることでしょう
今ここに こうして生きていること
それはこのうえのない 幸福なのだと 僕は気付きました
今自由の中に生き、様々な形で自分を表現してゆくことが出来ること
それは人間として最高の贅沢
平凡に見える毎日でも僕のまわりにはたくさんの幸せも
たくさんの苦しみも たくさんの悲しみも
いつも背中あわせにやってくるものです
実は今の僕は少し元気がありません
毎日を頑張りすぎたのでしょうか
新しい出来事が突然目の前に現れると きっと 誰でも迷うものなのでしょうか
僕はきっと今目の前にある流れにうまく乗っていないのかもしれません
きっと全ての流れに嘘などはなく どんな小さなことでも大切なことなのです
僕はどうかしていたのでしょうか
全てから逃げてしまうのではなく 全てを真正面から受け止めて生きてゆくこと
その一番大切なことを 僕は忙しさの中で忘れていたのかもしれません
僕が忘れてはならないこと
物事の本質を見失わないということ…
なぜその事が 今 僕の前にあるのか
なぜ 僕に必要なのか
いつもその問いを続けて歩いてゆけばきっと 1本の真直ぐな道があるはずだから…
今ここに生きているということ
決して無駄に過ごしちゃいけない
なぜ僕がここに在るのか
君と出逢った頃から 僕はずっと問い続けてきた
その問の答えはきっと 初めからあるものではなく
僕自身が創りあげてゆくものではないかと思い始めています
だから きっと 何もしなければ何も起こらない
待っているだけでは 何も起こらない
僕が創りあげてゆかなければ 僕の中では何も生まれない
僕自身が道を探して 切り開いてゆかなければ いつまでも闇の中 さまようことになるだろう
きっと誰もが 自身の中に光を持っているはず
僕の中にも 君の中にもあるよ
だから僕も僕自身のことを信じて 迷わずに強く生きてゆきたい
どんな試練が待ち受けていたとしても それは僕が選んで歩いてきた道
それを覚悟して道を選んできたはず
それでも何度も何度も 壁にぶつかっては 苦しみ 悩み 立ち停まった
その度に足許を見つめ直して その場所からもう一度歩き始めた
だから今度も又ゆっくりと 自分の足許を見つめ 今居る場所を確かめてから
もう一度足を踏み出せばいいのだ
”あせることはない 自分の時間で歩けばよい”
いつの日か僕は君にこう言った気がする…
あの日の僕はあまりにも無邪気で 何も知らなかったね
だから君に僕は もっともそうなことを言ってたんだ…
あの日の君の苦しみ 今の僕なら少しはわかるかも知れない
その人の苦しみはきっと その人の心の痛みはきっと
その人にしかわかることは出来ない
慰める事や 勇気を分けてあげることは出来るかも知れないけれど
最後の答えの在り処を知っているのはその人自身だ
僕の苦しみもきっと 僕の心の痛みもきっと
君の苦しみもきっと 君の心の痛みもきっと
最後の答えの在り処を知っているのは
僕自身で 君自身であるのだ
全てをありのまま受け止めて 自分の命の流れの中にしっかりと 紡いでゆきたい
いい事も 悪い事も 悲しい事も 楽しい事も
起こってしまったという事実よりも それをどう 自分の生き方に反映させてゆくのかが 一番大切な事
どんな出来事も その人には必要だから
そんなに深い傷を受けても きっと生きてゆけるから
いつか 何よりも素晴らしくあたたかい微笑みを浮かべる事の出来る日は きっとやって来るはずだから
遠く 遠く 憧れをいつも抱きしめて…
あの海辺も コスモスも あの西陽も あの涙も
今の僕にとっては一番遠くて でも一番近くにあるものです
あの日 スタートラインに立った時から 僕は走り続けて来たから
スタート時の景色だけが いつまでも鮮明なのです
今もそれに勇気づけられています
あの日の輝きを失わず 又走り続けてゆくことが出来るでしょうか
しっかりと前を向いて
僕は僕の道を築きあげてゆくことが出来るのでしょうか
全ての答えは僕の中にあります
君の答えも きっと 君の中にあるはずです
そんな風に考えていたら 何だか勇気が湧いて来ました
きっと僕の今の苦しみなど この先に続く 人生でぶつかる出来事の中ではほんの些細なもの
でもそれをまず乗り越えなければ 先には進むことができないから…
やっぱり頑張って歩いてゆくしかないのですね
ありのままを ありのまま受け止めてゆくことが
ありのままの自分でいることが出来る一番良い方法です
自分に偽らず 素直に誠実に生きてゆけるように…
僕は又 毎日を学ぶ日々にしてゆきたいです
迷ったり 落ち込んだり 涙が出たり
きっとそんな時はそのままを 受け入れてあげればいいと思う
我慢して 自分を誤魔化すよりも 真正面からぶつかって
新たな瞳で前を向いて歩いてゆけばいいのだから
きっと その輝きは深さを増してゆくから…
1993年のスケッチブックより
僕の終わる日まで 僕はずっと僕のまま
From Sketch book of 1993
Until my the last day, I will be me always.
皆それぞれ 歩く速さは違うもの
同じ時代にそれぞれの場所で生まれたこと
それぞれの目線で眺めたらきっと
何が正しくて何が間違っているのか
ひとつの答えはでない
それぞれの場所で僕たちは歩みを続けて
それぞれの道を探しているんだよね
でも時々ね ふと隣が気になって様子を見てしまうこともあるよね
見える景色の中で自分だけが違うという理由で
うつむいてその膨らみかけたハートを閉じてしまいたいと思うことや
どんどん進んで行ってしまう目の前の人を追いかけようとして
息が切れて
苦しくなって
歩みを止めてしまおうと思ったことはないですか
善と悪 優と劣 富と貧…この世界に溢れた方程式では決して解けない答えがあるのだということ
どうか忘れないでほしいよ
誰かのものさしで君の心も僕の心も 誰の心も計る事なんてできない
それぞれの心の中に
それぞれの時計があって
それぞれの速さで歩いているのだから
皆きっとこころの深い深い部分では繋がっているのだということ
命の始まりは辿れば皆同じだということ
それを思い出してほしい
何かと比べることで
迷子になりそうな夜はどうかこの言葉を思い出してほしい
僕は僕の速さで
君は君の速さで
そのままでいいのだということを
1998年頃の作品
少し近年版とは顔の感じが違う子もいます. ポストカードはありません
These are around 1998.
Some images are different face from recent images. No post cards available.
あの日の君の顔を照らし出した西陽が まぶたの中にまだ赤く残ってるよ
あの日の ありがとう も さよなら も
ほら、西陽の中であたたかい
Still I remember your side face shined in sunset.
" Thank you " and " Good bye " on that day, still warm up my heart in sunset.
こんなに穏やかな気持ち こんなに穏やかな笑顔
君からの贈りもの 僕からの贈りもの
ありがとう の気持ちで
This calm and warm feeling , this calm smile
Will be the gift from you, and gift from myself
With full of thankfulness
ひとつでも信じあえるものがあるのなら ひとつでも許しあえるものがあるのなら
きっと全てはその場所から 始めることができるはず
君も 僕も きっと
If have something to believe, or something can forgive even if only the one thing
We can start everything from there
Will be you and me also
たくさんの勇気は 僕の過ごした時にくれた素晴らしき贈りもの
そして その勇気を抱えて 歩いてゆけば
もっと素晴らしい贈りものが きっとどこかに待ってくれているはず
Full of courage is great gift from my life time
And keep on walking with these courage, more treasures are wait somewhere on the way
君に逢う時のために 僕はやっぱり素直でいよう
見上げた空に 光の雫が輝いて コスモスたちがほほえんでいた
I want to be honest to myself for someday will meet you again
When I look up the sky, drop of light were shining and Cosmos were smiling
1998年頃 カラーインクを使用しています。 ポストカードはありません。
Around 1998, I used coulor water ink. No postcards available.
永遠なるシンフォニー Four seasons
僕らは皆 生まれつきのミュージシャン
それぞれのパートを奏でるために必要な時 必要な場所に生まれてくる
いのち溢れるこの星は
終わることのなき音楽に満ちている
それは永遠なるシンフォニー
誰かが余韻を残してこの星を去るとき
必ずどこかで誰かが余韻を受け継いでこの星に生まれてくる
音色は違ったとしても 皆何かを伝えたいと思う気持ちは同じ
いつも誰かの願いを引き継いで
希望の歌を歌い続ける
たとえ僕の命が尽きようとも
このシンフォニーは終わることなく続いてゆくよ
こうして今 ここにあることを誇りに思いたい
僕の可能な限りの力を この僕に与えられたパートで精一杯に費やしたい
そしていつか誰かにこの僕のパートを伝えたい
できることを精一杯やっていれば
必ず誰かがどこかで見ていてくれる
聴いていてくれる
恐れることなく歌い続けるがいい
時には不協和音を奏でてしまうこともあるだろう
そんな時はもう一度立ちどまり 自分の胸に聴いてみるといいだろう
ただ心地よいシンフォニーを奏でることを目指して
この場を去る日が来た時に 美しい音楽に包まれているならば
これ以上の幸せはないだろう
君に巡り逢い こうして共に音楽を奏で始めた
いつまでも素敵な音楽に包まれていたいと
そう心から思う
そんな自分でありたいと思う
君のために そして自分のために
虹の散歩
ふと空を見上げると
虹が空一面に拡がっていた
ふとまわりを見渡すと
みんな虹色になって
虹の中を散歩していたよ
七色の光の中
きらきら きらきら
光が僕たちに降り注いで
気がつくと
みんな みんな きらきら光っていたよ
何とも言えない気持ちに包まれて目を閉じて そのきらきらの光を
こころいっぱいに すいこんだ
目を開けてみた
いつの間にか僕たちは地上に降り立ち 又 空を見上げていた
虹は遠くにあったけれど
あのきらきらは 僕にも 君にもまだ今もあって みんな 輝いて見えたよ
このきらきらはずっとここにあって
僕の中で 君の中で それぞれの胸の中で輝きを放ち続ける
虹がくれたこのお土産を
今度は誰かにあげたいな
手のひらのきらきらを ふっとやさしく吹いてみると
きらきらは風に乗り遠くに運ばれて行ったよ
見知らぬ誰かの胸に届きますように
そして その誰かの胸で また きらきら きらきら輝き始めますように
1995年頃
少し変わり種。 好きなクルクル模様を描いていました。ポストカードはありません。
Around 1995, they are bit different style. I draw my faivorite patterns. No postcards available.
1994年
この頃はまだ黒インクのみで描いていました。 そして細長~い。 ポストカードはありません。
Around this time 1994, I was using Black inc. And he is bit long and thin. No postcards available.
ただひとつわかっていること それは今のこの道が未来の僕につながっているということ
ただひとつ大切なのは 今の自分を信じて歩いてゆくこと
Just know one thing, It is this road in front of me will take me to my future
Just one important thing, Just believe in myself and keep on walking
人は誰でも 懐かしい場所をもっていて
その場所に戻るきっかけを きっと探している
Everyone have nostalgic place in the heart
And looking for the chance to go back there some how
一時夢中になって作っていた立体作品です。
手元に居ない子達の方が多いのですが、今でも誰かに可愛がってもらっていたらいいな…
For a while I was making lots of paper mush sculpture. Now, I don't have most of originals. I hope they still loving by someone.
これはコラージュのようなもの? ハートは皆つながってる… たくさんのハートたちは1本のヒモで繋がっています。
This is kind of collages. All heart will be the one... Hundreds of hearts are connect in one thread!