令和元年6月22日 夏至の日に、枚岡神社にて新帝陛下御即位奉祝奉納祭 が無事執り行われました。
神主様によるお浄めの祝詞とお祓いを頂き、代表者による玉串奉納が行われた後、御奉納祭が始められました。
一部 <誕生>
サウンドセラピストのAika 橋本恵子様による清めの鈴が神殿に響き渡り、韓国創作バレエ団プリマのヨンス様が舞われる中
タオライアーの演奏に総勢50名による宮中マントラが響き渡りました。
二部 <飛翔>
水野永子様の創作舞
橋本可愛様によるフルートの音と共にチャイ様による女神画のライブペインテイング
三部<令和寿ぎ>
あわ琴とあわ歌の演奏
私の作品 《華ひらく》もご奉納させて頂く為に、初めに神殿の前に飾らせて頂き皆様のご奉納舞、歌と演奏と時を共にさせて頂きました。
このようなご奉納は初めてでしたが、神殿に溢れる荘厳な気に始終圧倒されるような感じでおりました。
最後に宮司様からのご講話を頂戴し、芸の稽古の意味についてお話がありました。
芸を習う際、日本では練習ではなくお稽古と呼びますが、ただうまくなる為に励むものが練習であるなら、その芸を極める為に精進を続け、神に通じる道を求めるものを稽古と呼ぶのだそうです。
何事も終わりはなく、精進を続け稽古に励むこと。
それぞれの世界で素晴らしいご活躍をされている皆様の、一瞬を全身全霊で表現されている姿を目の当たりにさせて頂き、命あるこの時に、この身体で、この手で何を表現し、伝えてゆきたいのか改めて自分と向き合わせて頂きました。
私達が生きているこの時間は限りがあることは皆同じです。
その中で、どれだけ自分らしく、その人らしく輝けるのか…それぞれ一人一人の その命の中に可能性は満ち溢れていて華ひらく日を待っています。
総勢40名を超えるあわ琴を演奏された皆様のお一人お一人の想いをお聴きし、それぞれの方が様々な想いであわ琴を始められ、奏で歌われることで命の華を開かせようとしている、まさにその瞬間が奉納祭だったのだとそう感じました。
実は数週間前までは、当日に参拝にお伺いするだけの予定でいたものが、とても不思議な流れで絵を描き、御奉納させて頂くことになりました。
又、この世のものとは思えない天女のような舞を踊られた韓国創作バレエ団のヨンス様が着られていた衣装ですが、美しいピンク色で、舞の始まりは広がるドレスの中にうずくまる姿。まるで蓮の華の妖精の様!と心の中で思いながら拝見していたのですが、全てが終わられてヨンス様とお話ししていると…何とまさにそのドレスは蓮の華で、表現されていたのも蓮の華だったのだそうです。
私のご奉納させて頂いた絵も蓮の華。この絵はまず蓮の華から浮かび始めて、華から描き始めたものだったのです。
この素晴らしいシンクロに心から喜びを感じていました。すべては天のお計らいだと感じずにはいられません。
自分が残りの人生をどう生きていきたいのか、表現することで何を伝えてゆきたいのか、遠い記憶の中では知っていた答えを、改めて想い出しました。
少しずつですが、自分の胸の中に今感じているものを信じて精進してゆきたいと心新たにしております。
神前でも伝えられ、御奉納終了後にAika様より一人一人に下さったメッセージがありました。
時が来た 光の翼 解き放ち どこまでも 天高く 舞い踊れ
目覚めし 光の友よ 美しき 祈りの音 天高らかに 呼魂する
天地を繋ぐ 美柱となり 天に光を 大地に愛を
和合のことは 今蘇る
約束の旅はまだ始まったばかり…
これからが楽しみです。